Ali Expressで買ったMavic miniの海外向け大容量バッテリー飛行時間をテストしたよ。

先日、AliExpressで注文した、Mavic Mini用の海外向けバッテリー（サードパーティー製）が届いたので、気になる品質や飛行可能時間や、届くまでの日数などをレビューします。

買ったバッテリーはこれ

※ 上記バッテリーは品切れなので、おそらく同じバッテリーはこちらの販売元から買うことができます。（2020/2追記）

気になるのはスペック通りの性能が出るのか。はたしてちゃんと飛行できるのか、テストするまで安心はできません。

注文したのが2019年11月24日、到着が2019年12月11日ということで、ほぼ1ヶ月を要しました。Amazonの翌日配送に慣れているとずいぶん長く感じますが、だいたいAliExpressで輸入するとそんなものです。

海外向け正規バッテリーがリチウムポリマーなのに対して、このバッテリーはリチウムイオンです。日本向けと海外向けのハイブリッドという感じです。

※1 無風時12km/h飛行時 ※2 無風時14km/h飛行時

DJIアリーナで実際にフライトさせ、バッテリーのテストをしてきました。当日は夕方ということもあり、気温が若干低めの10℃ぐらいでした。

テストの方法は、Mavic MiniのPモードで、極力機体の動きを止めないように動かし続けました。室内ということもあり、あまり高度の上げ下げはしていません。

その結果、満充電のフライト開始からローバッテリー警告が出るまで、21分17秒という結果になりました。

日本向けバッテリーが13分程度のフライトタイムであることを考えると、かなり長持ちしますが、最大の30分には届かない結果でした。室内でこの時間なので、屋外の風速がある状況などではもう少し短くなる可能性もあります。

日本向けバッテリーが50gなのに対して、海外向けバッテリーは100gの重量があります。そのため、海外向けバッテリーを装着すると機体総重量が250g弱となり、航空法その他の適用を受けることになるため、飛行にかなりの制限を受けてしまいます。

現在、Mavic Mini用のバッテリーが相当品薄のようで、上記でご紹介したバッテリーは品切れになっていました。同じようなバッテリーはこちら。

写真もここでレビューしたものと同じように見えますので、おそらく製造元は同じなのではないかと思われます。

たしかに海外向けバッテリーで飛行時間はかなり伸ばすことができました。しかし、機体重量が200gを超えてしまうデメリットがありますので、その点は理解したうえで購入する必要があります。

AliExpressで購入したものも飛行自体に問題はありませんでしたので、需要があればぜひ検討してみてください。

初心者がドローンを室内練習するなら、”DJIアリーナ”が間違いなくベストだ。無料の機体レンタルもあり。

M5StickC+GPSモジュールで、LCDにロケーションを表示してみましょう。