壮大な計画とは
先日、IoTデバイスが埋め込まれていて、データがたくさんとれるいかしたスマートランニングシューズをレポートしましたが、自分で似たようなの作ってみたくなったのです。
そこでふいに、1年前ぐらいにポチったまま引き出しのゴミと化している、M5StickCを思い出しました。
これはESP32というマイコンに、6軸センサーやらLEDやら、LCDにボタン、WifiにBluetoothさらには80 mAh LiPoバッテリーまで搭載している、小さくてもものすごいやつなのだ。そんなすごいのが、なぜ机のゴミ扱いされていたかというと、なぜなんでしょう?
ちなみに最近のお値段はAmazonで¥2,300前後です。
ちなみに今回は、先日買ってきたMacBook 12″ / MacOS 10.15.2(Catalina)という環境です。
まずはArduino IDEをインストール
https://www.arduino.cc/en/Main/Donate
ここから「JUST DOWNLOAD」か寄付ボタンをおします。
ESP32ボードマネージャーをインストール
IDEを起動して、Arduino – Preferences を開き、「追加ボードマネージャーのURL」に以下のESP32ボードマネージャーをペースト。
https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json
次は、ツール – ボード – ボードマネージャ を開いて、「ESP32」で検索。
出てきたesp32ライブラリをインストールする。今回は1.0.4をインストールした。
もういっこ大事な準備
最新のMacOSだけうまくいかないという情報もあるが、G0とGNDにジャンパーをしておかないとこんな書き込みエラーが出てしまいます。
Connecting........_____....._____....._____....._____....._____....._____.....____スケッチの書き込み中にエラーが発生しました
さあ、ソースを書こう
ファイル – 新規ファイル で、以下をコピペします。
void setup() {
pinMode(10,OUTPUT); // ①
}
void loop() {
digitalWrite(10, HIGH); // ②
delay(1000); // ③
digitalWrite(10, LOW); // ④
delay(1000);
}
- ①は、内蔵LEDのポート(10)をOUTPUT(出力)で初期化
- ②は、内蔵LEDのポート(10)に、HIGHを出力
- ③は、1,000ミリ秒まつ
- ④は、内蔵LEDのポート(10)に、LOWを出力
こんなかんじで、チカチカするんだね。さあ、書き込んでみよう。まずはM5StickCの電源を入れて(左側面のボタンを長押し)、付属のケーブルでMACに接続しよう。
書き込むときは、ツールからそれぞれこんな設定します。
ボード | ESP32 Pico Kit |
シリアルポート | USBシリアル的な名前のやつ |
Upload Speed | 115200(速いとコケる) |
さあ、いよいよ実行。うまく書き込めていれば以下のような表示になるはず。
「Hard ressetting via RTS pin…」と表示されたら、M5StickCを引っこ抜き、再起動してみましょう。
IoT界のHello World、Lチカに成功しました。
さて、コイツからセンサーの値をゴニョゴニョしたりして、スニーカーに埋め込まれるのはいつの日になるのでしょうか。
それでは今夜はこのへんで。おやすみなさい。
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