ロードバイク用のサイクルコンピューターのうち、特にGPSナビゲーションができる機種について比較してみます。
ロードバイクのサイクルコンピューターに求める機能は人それぞれだと思います。アスリート思考の方ならANT+による各種センサーとの接続や、電動コンポとの接続などを重視すると思いますが、今回はロングライドにとても便利な「GPSルートナビ」機能にフォーカスして、コストパフォーマンスが高い機種をセレクトしてみました。
1. Bryton Rider420E

Bryton(ブライトン) Rider420Eは、わずか¥15,000程度の価格で、ルートナビを含んださまざまな機能を使えるハイコストパフォーマンスなサイクルコンピューター。ANT+とBlouetoothの両方に対応していて、ケイデンスセンサーやパワーメーターなどのセンサーに幅広く対応する。
最高級機種との差は、電動コンポのステータス表示に対応していないこと、Wifiでのデータアップロードができないことがあるが、これらの機能について必要がない人にとってはRider420で十分と言える。とにかく安くて高機能だ。
2.LEZYNE(レザイン) スーパーGPS

今かなり価格が下がっているLEZYNE(レザイン) スーパーGPS、本記事を書いている現在の価格は¥14,000を割っており、かなりお買い得度が上がっている機種。定価は18,480。
GPSルートナビ機能を備えており、スマートフォンからルートを設定すると目的地までのナビゲーションを表示してくれる。また、ANT+とBluetoothによるセンサーとの通信に対応している。
画面表示が多彩なのも特徴で、複数の項目が非常に見やすくレイアウトされている。バッテリー駆動時間は24時間と十分だ。
3.iGPSPORT iGS618

iGPSPORT iGS618も¥16,000前後で入手可能な、GPSルートナビゲーション付きのサイクルコンピューター。現在価格としては前述の2機種より若干高めではある。
IPX7規格の防水機能を備えている。また、ANT+規格の通信ができるため各種センサー類との接続も問題なく行える。バッテリーの駆動時間は22時間であり十分だが、こちらも前述の2機種よりは短めになっている。
デザインおよび操作系はシンプルで好感がもてる。
4.XOSS SPRINTサイクリングコンピュータ

スピードやケイデンスセンサーでおなじみのXOSSが販売するサイクルコンピューター、「XOSS SPRINT」。ANT+通信に対応しており、市販の各種センサーとの接続は問題なく行うことができる。
ルートナビ機能を備えているが、画面は2.7インチと若干小さめ。ただしバッテリー駆動時間は37時間とかなり長い。デザインは独特なポップさがあるので、こういったデザインが好みであれば選択肢に入るだろう。
5.CAT EYE CC-GPS200 AVVENTURA

最後は有名なCATEYEから、AVVENTURA(アヴェンチューラ)。本格的なルートナビではないが「ネコミチナビ」という簡易ナビゲーションが搭載されており、目的地の方向をコンパスのように表示してくれる。
高機能なナビが必要ない人なら選択肢に入ってくるだろう。また、価格がおよそ¥10,000というのも魅力だ。機能がおさえられているだけに、バッテリーの寿命は約80時間と最長クラスであるのも特徴。
各種センサーとの接続はBluetooth/ANT+に対応している。
まとめ
今回は有名なGARMIN製品などをあえて除外し、求めやすい価格のGPSナビゲーション付きサイクルコンピューターを特集しました。
特にBryton Rider420EやLEZYNEスーパーGPSは機能としても高級機種と何ら遜色なく、かなりお買い得であると言えます。
サイクルコンピューター選びに参考にしてみてください。
この記事へのコメントはありません。