Source: MacRumors
AppleのHomePodには、その価格設定の高さからシェアをAmazon EchoやGoogle Homeにあけわたしているという課題があった。
当初$349だったHomePodの販売価格は、2019年4月から$299に値下げされているというものの、まだ気軽に購入できる価格とは言えない。対してAmazon EchoやGoogle Homeには$49以下で購入できる廉価版が存在する。

MacRumorsが報じた内容によると、Appleは従来のモデルよりもツイーター(高音を再生するスピーカー)の数を7個から2個に減らした廉価版の新しいモデルを開発しているということだ。
AppleのHomePodは、その音質の高さこそ定評を得ているものの、Apple製品からでしかセットアップを行うことができなかったり、Bluetoothでの接続ができず、AirPlayのみに対応している、Amazon AlexaのスキルのようなIoTハブとしての機能が劣っているというネガティブな評価もあった。
これは、HomePodがAppleのHomeKit利用をベースに設計されたiOS利用を前提としたデバイスであることによる。
次世代モデルにおいても、このあたりが踏襲されるのか、新たにアップデートが行われるのかは、注目したいところだ。
また、現行のHomePodは内蔵された7つのツイーターが立体的な音場を形成するリッチなサウンドが支持されてきただけに、ツイーターが2基になった廉価版がどう市場に評価されるのかについては興味がある。
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