世界最小クラスといわれているGaN採用の65W USB充電器「SlimQ」をIndiegogoで手に入れたので、実機レビューしてみました。
先日Indiegogoで支援した、世界最小クラスの65W USB充電器「SlimQ」がついに届いたので、実機レビューしてみます。どのような充電器かはこちらのページでくわしく紹介しています。
SlimQとは
世界最小クラスのコンパクトボディなのに、MacBook Proなども十分に充電することができる65Wという高出力の、革新的なUSB充電器です。

現在発売されている中ではもっとも小型の、RavPowerの61W充電器と比較しても、さらにコンパクトで高出力です。まだ市販はされておらず、クラウドファンディングのIndiegogoで出資することで入手できます。
セットの内容

届いたセットには、以下のものが含まれていました。
- 本体
- 専用ポーチ
- USB Type-Cケーブル(1.8m)
- 説明書/保証書
ケースは縫製が何となくラフなつくりですが、本体やケーブルはかなりしっかり作られている印象です。本体は樹脂製でたったの91gということもあり、持ってみると相当軽く感じられました。
MacBook Pro 15″に充電してみた
本当に65W(ワット)の出力が可能なのか、かなり充電器のスペックを要求するMacBook Pro 15インチ(A1707)に充電してみました。

純正の充電器と同様に電力不足にはならず、MacBookを利用しながらでもしっかりチャージできています。

65ワットの充電器として、ちゃんと認識されています。
純正 vs SlimQ、充電スピード比較。
せっかくなので、純正の81ワット充電器とSlimQで、MacBook Pro 15インチへの充電速度を比較してみます。予想では純正のほうがワッテージが高いので速いだろうと思います。

バッテリーの残量が10%の状態から、20%になるまでのタイムを計測してみます。
まずは純正81W充電器から。

まずは純正の81W充電器ですが、10%→20%までの充電タイムは約8分という結果になりました。
続いて、SlimQ 65W充電で計測。

SlimQのタイムは、約11分18秒という結果になりました。その差3分18秒です。やはり、純正81Wに比べるとやや時間はかかりますが、遅くてイライラするような感じではありません。
フルパワーで充電した場合の、本体の温度を測定。
よく、GaN採用の充電器は本体が熱くなりやすいという情報を聞きますので、非接触温度計を使用して、フルパワーで充電を開始して15分後の本体温度を計測してみます。

開始前の温度は約22℃です。

15分後の温度は、42℃という結果でした。本体にさわってみると、あたたかくはなっていますが、熱いという感じではありませんでした。本体の温度についてはあまり気になるほど過熱することはなさそうです。
まとめ
このコンパクトさで、MacBook Pro 15インチをも余裕で充電してしまうというものすごいスペック。結論的には、控えめに言っても最高です。外出時には必ずバッグに入れておきたい、1軍アイテムになりました。
Indiegogoでは単体の支援が「Sold out」となっており、45W充電器とのセットで支援するプランしか残っていないようですが、Amazonなどで販売を開始した際にはこのページでお知らせしようと思います。
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