スラニューでは、モバイルバッテリーやMacBook周辺機器のレビューを書きますが、いつも疑問に思っていたことがあります。
それは「本当に規格通りの電圧や電流値が出ているの?」ということです。実際に充電が速く進むのを確認すれば「おそらくQC3.0とかで作動してるんだろう」ということはわかりますが、レビューする立場としては「これはテスターでちゃんと測らないと無責任かもしれない」と思ったのです。
やっぱり実際に規格通り電圧や電流値が出ているのかUSBテスターで確認しないと、メディアとしては良くないよね…。
実際に買ったUSB Type-C テスター

Amazonでいろいろ物色したのですが、なんというかこのLCDディスプレイのハック感と、基盤が上下からビスとスペーサーで挟まれているだけの無骨さにぐっとくるものがありまして、ポチってみました。
ちなみにお値段は¥2,614でした。もう少し安いものもありましたが、ここは見た目重視ということで!ちなみにメーカー名は「Pinbotronix」と書いてありました。
サイズはこんなコンパクトです。ほぼApple Watchのベゼルと同じ長さ。

さっそく、身近なもので測ってみました。

まずは愛用の45W大型モバイルバッテリーOmars(こちらのページにレビューあり)のUSB Type-Cポートに、USBテスターをかませてiPhoneを接続してみました。

なるほど、iPhoneにはType-C接続でも5V/1.3Aほどで給電されていることがわかりました。それでは次はMacBookに給電してみましょう!(意味はないけどすでに楽しくなっています)

おおっ!こんどは20V/1A程度で給電されています。そしてプロトコルの欄にはQC3.0の表示が。USB Type-Cって本当にプロトコルで通信していて、電圧をコントロールしているんですね!(当たり前だけど感動的です)
このUSBテスターの機能
他にもこのUSBテスター、いろいろな機能が使えるようです。

まず、ボタンでいろいろな画面表示に切り替えができます。電圧・電流のシンプル表示やプロトコル表示、抵抗値や電流の方向などあらゆる表示が網羅されています。USB端子ごとの電圧値まで表示されています。すごい…。
多彩すぎて使いこなすのが大変そうです。でも見ているだけでもとっても楽しい!

そしてなにやら、PCに測定データを表示することができるようです!これはぜひ後日テストしてみたいと思います。

ポートやスイッチはこんな感じです。さわってみた感じだと、よほど手荒く扱わなければ壊れたりすることはなさそうです。スイッチ類は装飾のないむきだしな感じなので(それがかっこよくて買ったんですが)、そこそこ気をつけて操作しました。
まとめ
ということでこのLCD表示がかっこいいUSBテスター、かなりのお気に入りアイテムになりました。Amazonでちょっとだけ心配なレビューがありましたが、全然問題なさそうで安心しました。
これからスラニューでバッテリーやUSB関連のレビューをするときにはいつも登場しそうないきおいです
もし「同じのが欲しい」という、ぼくと好みが似ているかたがいらっしゃいましたら、こちらのAmazonの商品ページからどうぞ。
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